業界用語Q&A
*内容に関しては、随時バージョンアップを行います。
Q:スタイリストって何?
A:お客様に最適な洋服コーディネートをイメージし、必要なアイテムを提案してくれる人。
Q:フィッターって何?
A:お客様の体を採寸し、生地やスタイルの提案を行い、作る洋服の指示書を作成します。
Q:カッターって何?
A:生地を裁断する裁断士の事。
補足)本来のカッターが行う仕事の領域↓
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➡お客様の採寸をする。 ➡紙の上に線を引き型紙.1(設計図)を作る。 ➡型紙.1をもとに生地を裁断してバラバラの生地パーツにする。 ➡生地パーツを簡易的に組み立てた“仮縫い服”でフィッティングを行う。 ➡仮縫いの結果を型紙.1に反映して、型紙.2を作る。 (型紙.2は顧客様のデータとして保管される) ➡型紙.2の情報を生地パーツに反映して縫製できる状態にする。 ➡縫える状態になった生地パーツを縫製部門に手渡す。 カッターの仕事は終わり、本縫い(実際に縫う工程)が始まる。 |
Q:テーラーって何?
A:縫製する人。
補足)日本でテーラーというとスーツを作るお店や人をイメージするかと思いますが、厳密には縫製のパートを行う人をテーラーといいます。
テーラーには縫製工程の一ヶ所に特化したプロ、全ての縫製工程を縫えるプロがいます。
Q:丸縫いって何?
A:全ての縫製工程を縫えるテーラーが縫製全てを1人で完結する縫い方。
Q:サルトフィニートって何?
A:イタリア語で“完結した仕立て屋”という意味。カッターとテーラーの技術を両方できる人。
補足)裁断と縫製をしないフィッター、縫製をしないカッター、裁断をしないテーラーがいらっしゃいます。
サルトフィニートは裁断と縫製の両方をマスターしています。難易度が高いため希少性があります。
サルトフィニートが1人で全行程を完結する注文服があります。メリットは一気通貫のモノ作りができ、顧客様と深く注文服を探求できます。デメリットは納期が長く、価格が高級になりがちです。
一方で、各パートに特化したプロが集まって作る注文服は上手に分業したチームが組めれば、品質のわりに価格を下げる事ができます、納期も安定します。デメリットは各プロが専門領域以外に対して曖昧なため、総合的なバランスのコントロールが難しい事でしょう。指揮者の力が重要になります。
Q:モデリストって何?
A:注文服の仕立てシステムを設計する人。
補足)モデリストというと直接的にはパタンナー(型紙を引くプロ)ですが、注文服業界においてはハウスモデル(各メーカーのオリジナル仕立て)を設計する人を指します。
100人規模の工場で指揮者として仕立てシステムを構築します。具体的な業務としては、そもそもの洋服デザインから仕様の選定、型紙作成、縫製方法に至るまで全工程の設計と施工監督をします。
モデリストになるには、サルトフィニートである事は必要条件でさらに、工場の能力に合わせた工程設計と価格制約のバランスをコントロールする力も必要です。
Q:ハウスモデルって何?
A:各メーカーの提案するオリジナルな仕立て。
補足)仕立ては“型紙(1.2)と縫製”で構成されます。
Q:「オーダースーツって英語でなんていうんですか?」
A:「ビスポーク、メイドトウメジャー、メイドトウオーダー、テーラーメイド、カスタムメイドスーツ」
補足)
ビスポーク/話して作るという意味でまさしく注文服を表す英語です、注文服業界ではクラシックな拘った注文服という認識があります。
メイドトウメジャー/メジャーで測って作るという意味。ビスポークより制約や限界の多い注文服という認識があります。
メイドトウオーダー/オーダーがあってから作るという意味。デザインや形は変えずに生地を指定する事が出来る注文服という認識があります。
テーラーメイド/仕立て屋が作ったという意味。
カスタムメイドスーツ/お好みに沿って設計するという意味。
Q:「よくセットアップと聞きますが、スーツとの違いは何ですか?」
A:「セットアップは和製英語です、上下を同じ生地で作った洋服は全てスーツです」
補足)よく目にする情報として、セットアップはカジュアルスーツ、ビジネスシーンのかっちりしたスーツはドレススーツと捉えればいいでしょう。
Q:「ズボンの事は何て言いますか?」
A:「アメリカ英語でパンツ、イギリス英語でトラウザース、イタリア語でパンタローニ」
補足)膝上を通る折れ目(クリースライン)が入るとスラックス。
Q:「SS生地、AW生地、FW生地って何ですか?」
A:「英語の頭文字で季節を表します」
補足)SSはスプリング&サマーで春夏、AWとFWはオータム&ウインターとフォール&ウインターで秋冬を表します。